韓国の暴走。

記憶に新しい世界遺産登録問題。
日本の産業革命の遺産として
喜ばしいはずの遺産登録が韓国の策略により
東洋のアウシュビッツ化されるという事態に陥った。

軍艦島（出典：Flickr user: kntrty https://www.flickr.com/photos/kntrty/）

アウシュビッツ強制収容所の門「ARBEIT MACHT FREI（働けば自由になる）」と記されている （出典：Federico Pizano）

韓国が強制労働だと訴えているものは「徴用」と呼ばれるもので
赤紙の「徴兵」と同様、白紙が来れば労働力として動員される。
戦時体制下の労働力不足を補うために生まれた。

低賃金で拘束力の強いものであり、そのため強制労働だと訴えている。
しかし、これは日本本土出身者、
朝鮮半島出身者関わらず行われたものである。
朝鮮からの徴用は1944年8月からの1年弱であり、それ以前は免除されていた。
ちなみに未払い賃金を含め
請求権問題は1965年日韓基本条約にて解決済みである。

今回のような問題は日韓併合が植民地主義的な侵略行為だったのか否か
歴史認識よって見方が大いに変わってくる。

日韓併合によって韓国人は日本人となり日本人同等レベルの地位を得た。
差別問題は別であるが、
少なくとも純粋な植民地だった台湾や委任統治領だった南洋諸島出身者は
二等国民扱いされ日韓出身者とは明確に区別された。
日韓併合は日韓両政府合意の元、
国際法上大きな問題はなく行われたというのが私の主張であり、
そうであれば韓国人であっても日本国民同様の義務を負わなければならない。

本人の意志に関わらず
半ば強制的に労働を強いられたのは者がいる事は事実であるが、
免除規定もあり、全国民に適応されたものである。
これを民族浄化を企てた
アウシュビッツ同様に扱われることは大きな違和感がある。
これを許すと日韓基本条約はなんだったのか？
日本はいつまで韓国に謝罪と賠償を行えばよいのか？
それ以上に日本とナチスを同列扱いされ、
慰安婦問題に続いて多くの国益を失う事になる。
今回のケースは今後も起こるだろうし
最終的に歴史認識問題が解決されなければ終わらないであろう。
韓国は戦後70年にあたり
中国と共同で日本に歴史戦を仕掛けてきている。

戦後、韓国は独立を宣言し
日本の政治的権限が無くなった途端に手のひらを返し竹島を侵略し、
竹島に近づく日本漁船を次々に拿捕し、日本人を殺した。
それだけではない。
朝鮮出身者の一部は戦勝者面をして
朝鮮半島から引き上げる日本人に暴行をした。
竹島を人質に取った韓国は日韓条約の交渉を有利に進めた。
まるで歴史遺産問題における韓国の行動である。

冷戦期、共産国家の北朝鮮と対峙する韓国は
日米と利害を共にすることが多かったが、
朝鮮戦争時、連合軍に日本人が密かに参戦していたことを知ると
公然と「北朝鮮に向けた銃口を日本に向ける」とまで言っている。
こういう歴史を見るに文化的には日本を友好国とは見ていない。

冷戦後も日本は地政学的に重要な韓国を準同盟国と見ていたが、
一方の韓国は米韓相互防衛条約がありながら
「太陽政策」を取り、北朝鮮に擦り寄り、
逆に日米を敵視するという行動を示した。
安倍内閣では韓国の対応に我慢ならず、韓国無視とも取れる外交を取り、
オバマ政権も対中国を念頭に米主導のミサイル防衛システムを導入し
日韓関係を修復するように韓国に迫ったが、
韓国は中国に配慮し拒否したため、
アメリカも日本に追随、ついに韓国を見切った。
韓国はますます中国北朝鮮に歩み寄る形となった。
まるで自ら李朝時代の清の植民地となるかのように・・・

韓国の事大主義は健在である。
このまま中国北朝鮮に韓国が攻められても日本は何もできないだろう。
それを「いい気味だ」「ざまあみろ」と傍観できないのも
隣国である日本の運命である。
元寇のように朝鮮半島を足掛かりに
日本に侵略の手を伸ばしてくるかもしれない。
特に対馬は「第２の竹島」になる可能性が高い。
高麗国は当時元の属国であり、元軍の構成員のほとんどが朝鮮人だった。
かと言って日本が半島に深く関わる事で
自滅の道に繋がる事も歴史が証明している。
韓国の暴走は日本にとって非常に危険。

日本は東アジア問題において半島のために常に神経を削らなければならない。
韓国は当てにならない。
朝鮮半島が東アジアでバランサーとはなりえない。
朝鮮戦争は終わっていない。
ならず者国家の北朝鮮と韓国。東アジアの火薬庫だ。
日米同盟を確固たるものにし
平安法をもって万全の安保体制を築き上げなければならない。
平安法に否定的な国は中国と韓国だけである。