令和元年。

令和おめでとうございます!
ついに新時代に突入しました。

剣璽等継承の儀(出典:宮内庁)

2年ほど前まで
民放の三大皇室番組を録画するほどの皇室ウォッチャーで、
そのころから皇太子殿下も風格が出てきたなと生意気に思っていましたが
即位後朝見の儀での
天皇にふさわしい力強いおことばに改めて敬服いたしました。
皇后陛下も近年は公務にも積極的に参加されるようになっていましたよね。

個人的に天皇の譲位には慎重な立場だったのですが、
今回の一連の盛り上がりを見て
明るく新元号を迎えられるのもいいのかもしれないと感じました。
思えば昭和天皇崩御の自粛ムードから
ドタバタとバブル崩壊、平成不況と景気後退につながっていった印象もありますし、
できるだけ日本経済に対する悪影響を避けようという
上皇陛下の深いお考えだったのかもしれません。

今回は祝賀ムードで改元を迎えたわけですが、
ご退位されるお姿に寂しさを感じたのも事実です。
これまで30年に渡る長い期間
背負い続けてきた重責を思うと胸に迫るものがあります。
上皇陛下には全ての重圧から解放されて
上皇后陛下と共に穏やかに余生をお過ごしになられることをお祈りします。

Ceremony of the Abdication from the Throne
退位礼正殿の儀(出典:首相官邸)

新天皇即位により皇太子は不在となり
皇位継承権を持つものはわずか三人となりました。
安定的な皇位継承のためにも
守るものは守り変えるものはやはり時代とともに変えていくべきだと思います。
いまさら側室を復活させるのは時代錯誤との批判をまともに受けそうですが、
男系を守るためにも女性天皇に関しては容認してもいいと思いますし、
女性宮家創設よりも旧皇族の皇族復帰の方が皇室の正統性を守れると思います。
もっとも皇室典範が現状のような「日本国憲法下の法律」ではなく
旧皇室典範のように「皇室の家訓」であったなら
どのような決定が行われたとしても国民は素直に受け入れると思うのですが…
将来的な皇室廃止を目論んで
国会議員が皇室を自由にできるようにしたGHQが悪い!(;^ω^)
今回の上皇陛下のお気持ち表明から200年ぶりとなる譲位を実現したことは
こうした皇室典範改正への第一歩であったと言えそうです。
ぜひこの流れを憲法改正論議にまで広げていっていただきたい。

さて平成を振り返ると良くも悪くも平坦な時代だったと思います。
対外戦争を経験しなかったとはいえ経済的にも長いデフレの時代が続きました。
オウム真理教をはじめとする悪質な凶悪犯罪、
そして阪神淡路大震災、東日本大震災など
自然災害が多かったような気もしますし、
必ずしも平和だったとは言えないとは思いますが、
イラク派遣は第一次世界大戦での地中海派遣やシベリア出兵を思い起こし、
相次ぐ震災は関東大震災のインパクトに匹敵するので
どことなく大正時代と似た空気感があります。
大正時代も比較的大きな戦争がなかった時代ではありますが、
第二次大戦で散っていった兵士の多くは大正生まれの若者でした。
昭和を引き継いだ令和。
令和時代が昭和時代と同じく戦争に向かうのか?
それとも戦争を回避して世界に冠たる大国として復活を果たすのか?
ある意味で昭和時代のリベンジともいえるでしょう。
実際にどのような時代となるかは
平成生まれの我々の働きにかかっているとも言えます。

不定期にたまに更新するこのブログですが、
新元号も迎えた事ですし、記事も頑張って書いていきたいと思います。
今後の予定ですが、
引き続き『世界に誇る日本軍の兵器10選』は書いていくとして、
常々書きたいと思っていた朝鮮半島の歴史
昨今の日韓関係を絡ませて書いていきたいと思ってます。
日本古代史と近代史は既に書いたので
改元記念に現代史(平成史)にも触れていきたいかなと思ってます。

まだまだマイペースな更新が続くと思われますが、
令和もよろしくお願いいたします。

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