2015年最新世界勢力図。

世界地図作ってみた。
全ての問題は世界で繋がっている!

2001年9.11以来対テロ戦争として
アメリカを中心に国際社会が協力する構図から
ここ数年で、まるで世界大戦のような構図になってしまいました。

アラブの春以降、エジプトなど中東の親米国の独裁政権が相次いで倒れ、
その隙を狙ってISILなどイスラム過激派が活動を活発化させるし、
シリア内戦の介入の失敗により、アメリカの求心力はさらに低下。
それを横目にロシアがクルミア。中国が尖閣や南沙諸島に侵入。
戦後70年を迎えEU・米同盟国VSロシア・中国の構図が出来つつある。
(新冷戦)

根底にあるのは石油などの化石燃料の奪い合い・・・

日本は福島原発事故原発NGになったので
オイルショック以前に逆戻り、国内生産できない石油頼りになった。
中東の情勢も不安定で、シーレーンには海賊と、中国海軍の影がある。
中国はミャンマーやパキスタンに基地を作って
インド洋にも進出しようとしている…
南アジアから中国に繋がる石油パイプラインは援蒋ルートの再現だ。
中国の戦略(真珠の首飾り)は日本のシーレーンとだだかぶり、
中国は日本近海の石油やメタンハイドレードも狙ってる。
そのために「沖ノ鳥島は島じゃない」なんてケチまで付けた。
これは確実に日中対立の根本原因となっている。

ASEANと対中問題で共通の問題を持っているが
領土問題を抱える反中のベトナム、フィリピンもあれば
親中のミャンマーもありASEANも一枚岩じゃない・・・

一方、日本にとってロシアの石油は魅力的なので
クリミア併合における制裁は欧米に比べ緩い。
これも日ソ中立条約のようである。
ロシアはこれも北方領土交渉のカードとしている。
ロシアは強かで、
太平洋石油パイプラインで日中を天秤にかけ漁夫の利を狙っている

欧州ではウクライナが
CISを離脱してEUに加盟する可能性が高まった事で
ロシアはロシア系の多いクリミアを独立させロシア連邦に編入した。
ここでもヨーロッパに供給している天然ガスパイプラインの多くが
ウクライナを通る事を知った上でウクライナ内戦に介入している。
当然、対ロ制裁中のEU諸国では
ロシアの天然ガスの供給はストップしている。

ドイツは福島以後、原発を0にする方針に変えたが、
実際には核保有国のフランスの原発を
ヨーロッパ全体で共有する事で賄っている
(日本と事情が違う事を反原発派に理解頂きたい)
ウクライナは第二次大戦のポーランドの如く東西に分断された状態である。
またEUの債務危機問題はEU南北問題であり、
もしギリシャがEUを離脱すれば、イタリアなどの南欧諸国も続くかもしれない。
そこに忍び寄るのもまたロシアである。
アメリカが中東で躓いている中で
ロシアは着々と南下を進め、中東全域を抑えようとしている。

この地図は確実にパックスアメリカーナの終焉を物語っている・・・!
そして同時に日本の安全のためには
シーレーン護衛もできる平安法が有効であることも示しているだろう。

平安法は決して戦争に駆り立てるものでない。
このまま進めば中国の侵略行為によって
かつてのABCD包囲網のように石油の供給が困難になり、
日本が再び軍事行動をとるか、
とらないとしても餓死者が続出し破滅に向かう可能性がある。
我々は一度その破滅を経験しているので
歴史的教訓を踏まえ抑止力を持って未然に防ぐものである。
そもそも核保有国に囲まれた日本が
集団的自衛権を行使せずに9条バリアで防げると思うのか?
米軍の沖縄撤退など自滅行為であることも明白だろう。
上記のように安保法制への理解も必要だが、
一方で反原発運動が日本を危険な資源獲得競争に駆り出させている事も
反原発派は考える必要がある。(エネルギー安全保障

コメント

タイトルとURLをコピーしました