アメリカ黒人の歴史①。

ペンネーム微妙に変更しました。
このブログでは今後マンマルXでお願いします。
他のペンネームでの活動差別化を図る上での処置です。

分かる人はわかると思いますが、マルコムXに倣いましたw
マルコムXはアメリカの黒人公民権運動家です。
キング牧師と並んで称されますが、
インド独立運動に非暴力不服従を唱えたガンジー
武闘派のチャンドラ・ボーズがいたように
ガンジーの影響を受け穏健派だったキング牧師に対して
マルコムXは過激な運動家として知られました。

Malcolm-x
マルコムX

アメリカは「人種のるつぼ」とも言われ
建国当初から多民族による移民国家ですが、
その比率は2011年の時点で白人が78.1%、黒人が13.1%
アジア系などその他が8.8%となっています。
アメリカと言えどまだまだ白人が大多数の国家なわけですね。

黒人の比率が思ったより少ない。
全体の半分ぐらいいそうに思えるのは
スポーツや音楽などの芸能の世界でメディア露出が多いからですね。
それだけブラックパワーが偉大であるという意味でもあります。

Louis Armstrong restored
ルイ・アームストロング
Michael Jackson Dangerous World Tour 1993
マイケル・ジャクソン
(出典:Constru-centro)
Jordan by Lipofsky 16577
マイケル・ジョーダン
(出典:Steve Lipofsky www.Basketballphoto.com)

アメリカはこれ以外にヒスパニックと呼ばれる人がいます。
これは人種ではなくスペイン語を話す人という意味で
主に米墨戦争の結果合衆国が手に入れた領土に住んでいた人々や
スペインの旧植民地だったメキシコ、キューバ、プエルトリコなどの
中南米からの移民を指します。

中南米では白人や黒人、原住民などの混血が進みました。
これに対して北米は一部の州などで長らく
異民族間の結婚が違法とされたこともあって混血が少ないのです。
こうした状況がアメリカで
人種差別がなかなか無くならない一因であるようにも思えます。
近年では隣接するメキシコ移民が増えたため
これらヒスパニック系がマイノリティーで最大勢力となり
トランプ候補の暴言もあってメキシコ移民の問題の方が大きくなっていますが、
人種的概念が希薄のヒスパニックに対して
黒人は明らかに歴史的な差別問題と戦ってきました。

今年で任期を終えるバラク・オバマ大統領アメリカ最初の黒人系大統領でした。
オバマ大統領は核廃絶だけでなく相次ぐ国内での銃乱射事件に際し、
涙を流してまで銃規制に言及しました。
歴代の大統領がこれまで踏み込めなかった問題に挑戦した大統領でした。

President Barack Obama
第44代アメリカ合衆国大統領 バラク・オバマ

アフリカ系アメリカ人がどのようにして大陸に渡り、
いかにしてアメリカトップの座を務めるまでになったのか?
アメリカ黒人の歴史を振り返りたいと思います。
それは合衆国の歴史そのものでもあるのです。

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