津波によって浸水した宮城県仙台市宮城野区沿岸 |
今日は東日本大震災から5年目の3.11です。
あの日は確か自動車教習所に向かうバスの中でした。
まぁ当時は京都にいたので直接の影響はなかったのですが
教習所についたら職員が「えらいこっちゃ」とざわついていましたね。
家に帰ってから地震の被害の大きさが徐々に分かってきました。
日本の観測史上最大の地震。
巨大津波、大規模火災、最悪レベルの原発事故…
5年経った今も原発事故は収束しておらず、
全国で17万人余りが依然として避難生活を余儀なくされています。
当時、テレビを見ながら漠然と思ったのは「戦争」でした。
日本は戦後70年対外戦争も内戦も行わなかったとされていますが、
自然災害は毎年のように起こっていました。
特に東日本大震災はその規模の大きさ、
また天皇陛下による国民に向けたビデオメッセージが
実に昭和天皇の終戦の詔書以来の66年ぶりの玉音放送であることから
戦後最大の国難という印象を与え強烈な戦慄を覚えた記憶があります。
「東北地方太平洋沖地震に関する天皇陛下のおことば」(宮内庁)
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/okotoba/tohokujishin-h230316-mov.html
我々、日本人は自然を神と崇め、祀ってきたのであって
自然災害を「天災」と呼び、半ば諦めの気持ちを持っていますが
これがもし人為的に行われたとすれば考えは大きく変わるでしょう。
東日本大震災は人工地震だったという陰謀論があります。
倒壊した阪神高速道路(神戸市) |
震災以前も阪神淡路大震災などの
巨大地震はHAARP(気象兵器)の仕業であるという陰謀論が
ムーをはじめとするオカルト系雑誌ではよく取り上げられていました。
HAARPのアンテナアレイ |
HAARPとは高周波活性オーロラ調査プログラムという
アメリカ軍とアラスカ大学の共同研究で
電離層に高周波を当てて人工的にオーロラを作り出すことで
電離層の仕組みを解明するというもので
アラスカ州の平原に「電離層ヒーター」ともいわれている
送信施設が1980年代の終わりから建設が始まり、
2005年の終わりに完成しました。
軍が深く関わっている点
電離層に高周波を照射することによる電波障害や大気、人体の影響
そして巨大地震と電離層の乱れに因果関係があるため
アメリカの地震兵器(気象兵器)であると噂されています。
しかし今回の東日本大震災はHAARPより
核爆発によるものであるという説のほうが大きいようです。
地震が三回連続して起きたことや
地震波が高周波である点、音波が観測された点は
自然地震にはない人工地震の特徴で
北朝鮮の核実験の際も判断基準とされたものです。
また福島原発事故は核爆発による放射能汚染を誤魔化すために
演出されたとも言われています。
日本国内では原発事故について極端な情報規制がされましたが、
この事実は国内外のトップや有識者は簡単に理解できたはず。
またその後に放射能リスクが取り沙汰される中で
2020年東京オリンピックが決まった事も含めて
何か裏があるような気がしてしょうがありません。
もし地震兵器が事実だとして
「なぜアメリカは同盟国の日本を標的にするのか?」
という疑問が当然現れますが、
当時の外交関係を見れば自ずと見えてきます。
阪神淡路大震災の時は
非自民の社会党の村山内閣でアメリカは民主党クリントン政権。
東日本大震災はこれまた
非自民で民主党の菅内閣でアメリカも民主党オバマ政権でした。
日米関係は震災を前後して大きな変化がありました。
気象兵器とは聞きなれない言葉ですが、
アメリカはベトナム戦争の際、
実戦使用して人工降雨を起こした事が分かっています。
気象兵器は1977年の環境改変兵器禁止条約において
敵対的使用が禁じられています。
中国は2008年北京オリンピックの際、
縁起の良い8月8日の開会式を
なんとしても晴れにするべく気象兵器を使用しました。
ヨウ化銀を含んだ小型ロケット1104発が市内21カ所から発射され
北京の空は雲一つない晴天となりましたが、
同時期に日本は局地的な豪雨が発生し大きな水害を被りました。
中国はオリンピックの前に四川大地震に見舞われていますが
これにもHAARPの陰謀論があります。
オリンピックの裏に隠れて
米中で気象兵器の応酬が繰り広げられていたのかもしれません。
核兵器の発明から70年、
さらに強力な兵器が開発されていても何ら不思議ではありません。
大戦期に航空技術が急激に成長し、冷戦期は米ソが宇宙開発を競いました。
今では地球の周りにスパイ衛星が飛び交い、
衛生破壊兵器でさえ実用化されています。
軍事技術は既に地球規模になっているのです。
北京オリンピック開会式 |
また、こうした例を挙げるまでもなく、
日本は既に中国の砂漠から飛来する黄砂の被害に加えて
国内では戦後の人工植林の弊害で花粉の被害に見舞われています。
毎年のように異常気象が起こり
異常じゃなかった年は何年前のことでしょう?
地球温暖化も相当怪しい。
多くの人には荒唐無稽なオカルト話と思われるでしょう。
地震と政治を無理にくっつけなくとも
日本列島が地震多発地帯であることは小学生でも分かる話です。
しかし、その当たり前だと思っていることこそ落とし穴かもしれませんよ?
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