朝日新聞誤報問題。

朝日新聞が従軍慰安婦問題
「強制連行」の裏付けであり根拠としていた吉田証言を取消した。
これは日本の歴史感を大きく変える出来事であり、
「軍の強制があったという証拠はない」としてきた
自虐史観からの脱却を目指す安倍首相の追い風となる。

そもそも「従軍慰安婦問題」とは
第二次大戦期に日本軍が朝鮮半島で女性を「強制的」に連行し
売春婦にしたとされる問題である。
「いわゆる従軍慰安婦」は日本だけでなく各国に存在しており
問題は政府や軍による強制があったか無かったかである。

「済州島で朝鮮人女性を強制的に連行し慰安婦にした」という
自称元軍属の吉田清治の証言をもとに朝日新聞が80年前後に報道し始めた。
韓国政府がこの問題で日本に対して批判を繰り返し攻勢を強めるのは
この朝日の報道があってからである。
つまり朝日報道以前にこの問題は存在していなかった。
「A級戦犯が合祀されている」としてスクープした後に
中国が反発し始めた靖国問題もほぼ同じケースである。

先述の通り「従軍慰安婦」自体は日本軍以外の各国軍隊にも存在していた。
第二次大戦期はドイツと日本がこの公娼制度を持っていた。
朝鮮戦争時には韓国軍も持っていたしアメリカ軍も利用した。
その大半は自国の女性である。
(ちなみに大戦当時は半島に韓国は存在せず日本国の一地方である)
目的としては戦争と言う極限状態の中で、
兵士のストレス、それによる現地住民の婦女暴行
また性病蔓延を防ぐためである。

ちなみに従軍慰安婦を有していないソ連
強盗と強姦は勝者の褒美であり権利だとして多くの犯罪行為が黙認され
ソ連占領地のドイツ国内のドイツ人女性、
満州朝鮮などの日本人女性が強姦被害にあう羽目になった。
またノルマンディー上陸作戦によって解放されたフランスでは
アメリカ軍によるフランス人女性の強姦が多発、
占領下の沖縄でもアメリカ軍による強姦事件が多発した。

ベトナム戦争時
慰安所をベトナム国内に設置する事をアメリカが拒んだ事で
韓国軍は占領地で多くのベトナム人女性を強姦した。
ベトナム国内では父親不在の韓国人との混血児を
ライダイハンと呼び社会問題になっている。

しかし朝日新聞のこのネガティブキャンペーンにより
上記のように各国にも戦時また軍隊による強姦事案があるにも拘らず
性犯罪国家として日本だけ不当に名誉を傷付けられ、
宮澤首相の謝罪。河野談話、村山談話。
そして日本を非難する国連決議にまで発展する。
韓国の日本大使館前には外交的非礼の塊である「慰安婦の像」が建てられ、
韓国系住民のロビー活動によりアメリカにも建てられた。
これほどまでの反日売国行為
韓国の反日感情を助長し攻撃のネタを与えた朝日新聞
右翼団体に襲撃されても仕方がないと言わざるを得ない…

戦後、子供には「教科書」大人には「新聞」を使い
旧日本軍をナチス同等の悪魔の集団に仕立てるため
「南京大虐殺事件」と並んで「慰安婦問題」を作った者がいる。

強制連行の唯一の根拠であった吉田証言が虚偽であることが
報道した側が認めたことにより、
従軍慰安婦問題は「ただの濡れぎぬ」という結末となった。
日本としては歓迎すべき誤報認定ではあるが
今更手遅れとしか思えない・・・
故意かどうかはともかく朝日の誤報に振り回された
韓国人はこの問題に対してどれだけの金銭と労力を費やしてきたか?
そして日本人の一度失った誇りは取り戻せるのか?
朝日報道からの約30年間
日本が失ったものは到底取り返せない!

しかし、本当に恐ろしいのは何故今になって誤報を認めたかである。
吉田証言が虚偽のものであるという事はもっと前から知られていたし、
朝日新聞が頑なに誤報を認めてこなかった。

朝日新聞は戦前には内閣、軍部に非常に協力的な論調の新聞であり、
戦後になるとGHQ、そして左翼勢力に同調する記事を書きだした。
このように朝日新聞は時の権力に癒着する傾向がある。
福島原発事故では所長の指示を無視して逃げた職員がいると報道して
反原発運動、反東電に肩入れしたがこれも誤報であったと謝罪した。
朝日新聞は安倍内閣の好調な支持率、
「尖閣漁船衝突事件」を境にした近年の右派的世論の盛り上がりを見て
鞍替えを始めたとしか思えない。

マスコミはそのような流れに飲まれ、
世論を掻き立てる牽引者であってはならない。
本来のマスコミの立場は権力に対する歯止めでなければならない。
いずれにしても今回の誤報により新聞に対する信頼度は完全に失墜した。
国民は新聞を当てにしなければ新聞社を後押しするテレビも見ない
テレビを見なければ大衆を先導する「世論」そのものが最早ない

立法、行政、司法に続く第4権力として
戦後の日本の様々なシーンを演出してきたジャーナリズムは崩壊した。
これからの時代は個々人が
何が正しいか正しくないのか自身の目で手で確認するしかない。

ある一方の情報を鵜呑みにし
何かに利用され踊らされるような「馬鹿」にだけには成りたくないものだ。
そしてこの馬鹿があまりに多いがために
無かったことがあったことにされ、争いのなかったところに争いを生み
無益な論争や戦争が行われたことを理解し反省しなければならない。

※政府や軍による組織的な強制性を示す資料はないが、
「従軍慰安婦」が存在したのは事実であり、
戦時の混乱した状況下で本人の本意ではなく
慰安婦にならざるを得なかった女性は国内外問わず相当数いるし、
日本軍の強姦事例もなかったわけではない。
日本政府もそれを認め女性基金などで補償事業を行ってきたことも明記しておく。
ちなみにこのような補償事業は大戦期におけるソ連、アメリカなどの戦勝国
ベトナム戦争における韓国も行っていないどころか
謝罪もなければ事実を認めていない

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